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#031 自然災害への私の備えMy Preparedness for Natural Disasters

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私の災害対策グッズ

皆さんこんにちは 今日は2024年3月10日日曜日です。

3月に入りましたね。日本は3月で年度(ねんど)が終わって4月から新年度になるので

この時期(じき)卒業式(そつぎょうしき)や、異動(いどう)()()しをする人が(おお)く、出会(であ)いと(わか)れの季節(きせつ)ですね。

もう(すこ)しすると(さくら)()(はじ)めるのかなといったところです。

私は花粉症(かふんしょう)毎朝(まいあさ)くしゃみを連発(れんぱつ)しているので、(はや)()()かないかなと(おも)っています。

ということで今回もMegumi‘s Daily Japanese Adventuresスタートです。

今日はですね、ご質問(しつもん)をいただいたのでそれにお(こた)えしようかなと思います。

将来(しょうらい)日本(にほん)()んで(はたら)きたいけど、日本は地震(じしん)台風(たいふう)などの自然(しぜん)災害(さいがい)が多いので、

ちょっと心配(しんぱい)です。なにか災害(さいがい)対策(たいさく)はしていますか?」というご質問をいただきました。

ありがとうございます。ご質問、ありがとうございます。

そうですね~、このお話は実際(じっさい)に私の日本語クラスの生徒さんともよく話しますね。

(とく)に日本で地震があった時は、海外に住んでいる生徒さんが心配して連絡(れんらく)をくれたりします。

今年の元日(がんじつ)1月1(つい)(たち)能登(のと)半島(はんとう)で大きな地震が発生(はっせい)して、

私はその(とき)静岡県(しずおかけん)下田(しもだ)という(ところ)にいたんですね。

能登(のと)日本(にほん)海側(かいがわ)下田(しもだ)太平洋側(たいへいようがわ)で、()(ぎゃく)なんですけど、()れを(かん)じました。

揺れを感じる(まえ)(きん)急地震(きゅうじしん)速報(そくほう)(けい)帯電話(たいでんわ)スマートフォンに届きました。

地震の発生場所(ばしょ)震度(しんど)予測(よそく)表示(ひょうじ)されるので揺れに(そな)えることができます。

携帯電話スマートフォンとペアリングしているウェラブルデバイス、時計(とけい)確認(かくにん)しました。

能登半島に大きな揺れがきますというような内容(ないよう)が表示されました。

(わたし)個人(こじん)災害(さいがい)対策(たいさく)と言えば、(わたし)祖父母(そふぼ)(やく)100年前の関東(かんとう)大震災(だいしんさい)経験(けいけん)していて、

(ちい)さい(ころ)から()()では(よる)()(とき)足元(あしもと)や、出口(でぐち)までの避難(ひなん)経路(けいろ)(もの)()かない

というルールがありました。(よる)()ている時に大きな地震が来て、もし停電(ていでん)して

(なに)も見えなくても家の中を感覚(かんかく)ですぐ()げられるようにという(おし)えがありました。

これは今でも自然と()についていますね。

それと、懐中(かいちゅう)電灯(でんとう)、ライトもすぐ手の届くところにおいてありますね。

(わたし)自身(じしん)東日本(ひがしにほん)大震災(だいしんさい)を東京で経験しました。コミックマーケットで有名(ゆうめい)な、

コミケの聖地(せいち)と言われている東京ビッグサイトで仕事中(しごとちゅう)、ステージでMCをしている最中(さいちゅう)

大きな揺れを感じました。立っていられないほどの揺れでした。

その時の震度が確か5(きょう)だったかな。上から()るしてあるステージの装飾(そうしょく)がパラパラと

落ちてきて、大きなLEDのモニターが数台(すうだい)()んであるような(ひろ)いステージだったので

すぐステージを下りるように指示(しじ)があったのを(おぼ)えてますね。

そのあとまもなく津波(つなみ)がくるから2(かい)に上がってくださいという全館(ぜんかん)放送(ほうそう)があって。

でもビッグサイト、(たし)かに(まわ)(うみ)ですけど津波が来るっていわれてもピンとこないんですよね。

(みみ)(うたが)いましたね。そうしている間に近くのビルから火が出ている映像(えいぞう)()()んできて、

電車は止まって、あのエリアから脱出(だっしゅつ)するには車か歩くしかない。

でも、それもできるかどうかわからない、という(りく)孤島(ことう)になってましたね。

たまたま仲良し(なかよし)のお友達が車で来ていて「メグ、一緒に帰るよっ!」て言って

車に乗せて()れて(かえ)ってくれたんです。私はその時「もう、どうしよう、どうやって帰ろう」

途方(とほう)()れてたので、なんとも(たの)もしいカッコイイ友人で。本当に、彼女に感謝(かんしゃ)ですね。

ビックサイトを一緒に車で出たのはいいんですが、高速(こうそく)道路(どうろ)閉鎖(へいさ)してるし

一般(いっぱん)(どう)(なん)とか有明(ありあけ)エリアを脱出して、国道(こくどう)に入ったんですが、国道も国道に(つな)がる

脇道(わきみち)大渋滞(だいじゅうたい)全然車(ぜんぜんくるま)(すす)まないし信号(しんごう)()えているし、

歩道(ほどう)は歩いて帰る人で(あふ)れているし、コンビニに行ってももう何もないという状況(じょうきょう)でした。

まだ3月で寒かったのでひとまずガソリンだけは早めに入れようということで補充(ほじゅう)して、

その日飲みかけだったお茶だけを大事に持っていましたね。水分(すいぶん)補給(ほきゅう)も少しだけ。

携帯電話もつながらないし、心配してるだろうから両親(りょうしん)に連絡したいけどバッテリーも

どんどんなくなるしという状況で、有明を出て12時間後位の午前5時位だったかな、

やっとファミレスに入ったんですね。でももう食材(しょくざい)(のこ)ってないから、今ある食材で

メニューを(まかな)ってくれて、なんとか朝7時くらいに横浜駅(よこはまえき)に着きました。

通常(つうじょう)有明から横浜駅は高速道路で1時間はかからない距離(きょり)なんですね。その時に思ったのは、

飲み物と充電(じゅうでん)は本当に重要(じゅうよう)と思いました。その数年後(すうねんご)鹿児島(かごしま)に住んでいる時に

熊本(くまもと)地震(じしん)を経験しました。ちょうど東京での仕事が終わって鹿児島空港から

バスに乗っていた時、バスの乗客(じょうきゃく)ほぼ全員4・50人の緊急地震アラートのブザーが

大音量(だいおんりょう)一斉(いっせい)に鳴って、ものすごいけたたましい音でドキッとしました。

その数日後、鹿児島の近所のスーパーに物資(ぶっし)(とど)かなくて、スーパーに全然物がなくて、

高速道路が閉鎖されて、新幹線も動いてないので交通(こうつう)手段(しゅだん)遮断(しゃだん)されているんですね。

だからなのか物が鹿児島まで届かなかったんです。実際に地震(じしん)被害(ひがい)が大きかった熊本だけ

ではなく、その周辺(しゅうへん)物流(ぶつりゅう)影響(えいきょう)を受けるんだなぁと思いました。

もちろん被災地(ひさいち)支援(しえん)最優先(さいゆうせん)ですよね。

こういう経験があって、私が日頃実践(じっせん)していることは、(かなら)枕元(まくらもと)にペットボトルの水と

懐中電灯、ライトを置く。懐中電灯はもはや枕元が定位置(ていいち)になってますね。

それと携帯電話スマートフォンも必ず充電しながら寝る。これたまに忘れちゃうんですよね。

朝起きて「あ~あ」ってなってる時がありますけど、ダメなパターンですね。

そしてモバイルバッテリーやタブレットは家の中どこか一か所(いっかしょ)にまとめておいてます。

ソーラーバッテリーも窓際(まどぎわ)においていますね。それと、水のペットボトルは数本、

(つね)にあります。携帯用の小さなカセットコンロもありますね。

台風(たいふう)大雪(おおゆき)予測(よそく)できるので、台風が来る前にいつもより少し多目に食料(しょくりょう)(にち)用品(ようひん)

買っておくとか、数日家から出なくても生活できるように準備(じゅんび)しますね。

関東大震災が起きた9月1日が防災(ぼうさい)の日で防災(ぼうさい)訓練(くんれん)をしたり、防災(ぼうさい)週間(しゅうかん)になるので、

足りないものがないかそこで確認しますね。スーパーマーケットにも非常食(ひじょうしょく)とか

防災グッズがたくさん並ぶので気づかされますね。

ちなみに非常食は以前と比べると種類(しゅるい)豊富(ほうふ)で、美味しくなっているので、

私は海外旅行に持って行くこともあります。それと去年、大雨の影響で新幹線が止まって

しばらく新幹線から降りられないということがあったんです。

たまたま駅のホームに停車(ていしゃ)してそのまま動かないということがありました。その時もすぐ、

駅のホームに降りてお水を買いました。無事(ぶじ)()えたから良かったんですけどね。

結局(けっきょく)2時間動かなかったので、それからというもの新幹線や飛行機に乗る時は飲み物を

持参(じさん)するようにしています。いつでもどこでも買えるものなんですけどね。

そうじゃないときもあるので。安心のためにそうしています。

私の日頃の対策、思いつくところはこんな感じなんですが、

考えてみればもうすでにやっていることも多いですよね。寝る前にスマートフォンの充電は

当然(とうぜん)しているという方も多くいらっしゃると思います。

身近(みじか)なところから準備(じゅんび)をしておくことが大切なのかもしれませんね。

先日も、広島(ひろしま)愛媛(えひめ)で地震があったんですね。でも私最初全然気がつかなくて、

「あれ?なんか揺れてる?あ、カーテン揺れてるなぁ、あれ?地震?

あっあっ地震だ!地震だ!」ってなって、ひとまず近くの窓を開けて、あ、これ防災訓練で

習うんですよ、学生の時に。避難(ひなん)経路(けいろ)の確保ですね。地震の揺れで窓のフレームがゆがむと

窓が開かなくなるからということみたいなんですけどね。

それと、ガスの火がついてないか確認してしばらく揺れの様子をみていました。

今日は私の災害対策についてお話ししました。参考(さんこう)になったかなぁ、どうですかね?

大丈夫でしたか?少しでもお(やく)に立ててたら(うれ)しいです。日本に旅行されてホテルに泊まる時に

参考になるかなぁ。ご質問をいただきありがとうございました。

ぜひこのようにですね、日本語に(かん)することだけではなく日本の生活(せいかつ)や旅行に(かん)すること

などもぜひ気軽にご質問いただけたら(うれ)しいです。TranscriptはWebsiteに()っていますので

ご確認ください。今日も最後まで聞いてくれてありがとうございました。めぐみでした。

卒業式graduation ceremony (部署・勤務地)異動Department/work location transfer 引っ越しmoving

花粉症Hay Fever くしゃみsneeze 将来future 地震earthquake 台風typhoon 自然災害Natural disasters

日本海側Sea of Japan side 太平洋側Pacific Ocean side 真逆the exact opposite

地震の揺れを感じるFeel the tremors of an earthquake 緊急地震速報Emergency Earthquake Early Warning

携帯電話mobile phone 発生場所place of occurrence 

震度seismic intensity ※Japanese seismic intensity scale 予測prediction 表示display 祖父母grand parents

関東大震災Great Kanto Earthquake 経験experience 足元foothold 出口exit 避難経路Evacuation route

停電power outage 逃げるescape 懐中電灯flashlight 東日本大震災Great East Japan Earthquake

ピンとこないI don’t get it. 耳を疑うto not believe one’s ears. 脱出escape,break out

陸の孤島Isolated islands on land 途方に暮れるto be at a loss, 高速道路highway  閉鎖closed

一般道general road 国道national road 脇道side road 大渋滞heavy traffic 水分補給hydration

賄うprovide 通常normally 交通手段transpotation 遮断shut out, block  物流logistics

被災地支援Disaster Relief 最優先higest priority 枕元at the bedside, at the pillow side

定位置in place, home position 窓際window side 食料food 日用品Daily necessities

防災の日Disaster Prevention Day 防災訓練Disaster Prevention Training 非常食emergency food 停車stop

持参bring 確保secure 参考reference

English translation is an example, so please look at it for reference.

Thank you for listening. To request an episode theme, please click on the “Contact Me.” mail form.          いつも聞いてくださりありがとうございます。                                  エピソードテーマのリクエストはコンタクトフォームへお寄せくださいね。

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