皆さんこんにちは 今日は2024年3月10日日曜日です。
3月に入りましたね。日本は3月で年度が終わって4月から新年度になるので
この時期は卒業式や、異動、引っ越しをする人が多く、出会いと別れの季節ですね。
もう少しすると桜が咲き始めるのかなといったところです。
私は花粉症で毎朝くしゃみを連発しているので、早く落ち着かないかなと思っています。
ということで今回もMegumi‘s Daily Japanese Adventuresスタートです。
今日はですね、ご質問をいただいたのでそれにお応えしようかなと思います。
「将来日本に住んで働きたいけど、日本は地震や台風などの自然災害が多いので、
ちょっと心配です。なにか災害対策はしていますか?」というご質問をいただきました。
ありがとうございます。ご質問、ありがとうございます。
そうですね~、このお話は実際に私の日本語クラスの生徒さんともよく話しますね。
特に日本で地震があった時は、海外に住んでいる生徒さんが心配して連絡をくれたりします。
今年の元日1月1日に能登半島で大きな地震が発生して、
私はその時、静岡県の下田という所にいたんですね。
能登が日本海側で下田が太平洋側で、真逆なんですけど、揺れを感じました。
揺れを感じる前に緊急地震速報が携帯電話スマートフォンに届きました。
地震の発生場所と震度の予測が表示されるので揺れに備えることができます。
携帯電話スマートフォンとペアリングしているウェラブルデバイス、時計で確認しました。
能登半島に大きな揺れがきますというような内容が表示されました。
私個人の災害対策と言えば、私の祖父母が約100年前の関東大震災を経験していて、
小さい頃から我が家では夜寝る時に足元や、出口までの避難経路に物を置かない
というルールがありました。夜寝ている時に大きな地震が来て、もし停電して
何も見えなくても家の中を感覚ですぐ逃げられるようにという教えがありました。
これは今でも自然と身についていますね。
それと、懐中電灯、ライトもすぐ手の届くところにおいてありますね。
私自身も東日本大震災を東京で経験しました。コミックマーケットで有名な、
コミケの聖地と言われている東京ビッグサイトで仕事中、ステージでMCをしている最中に
大きな揺れを感じました。立っていられないほどの揺れでした。
その時の震度が確か5強だったかな。上から吊るしてあるステージの装飾がパラパラと
落ちてきて、大きなLEDのモニターが数台積んであるような広いステージだったので
すぐステージを下りるように指示があったのを覚えてますね。
そのあとまもなく津波がくるから2階に上がってくださいという全館放送があって。
でもビッグサイト、確かに周り海ですけど津波が来るっていわれてもピンとこないんですよね。
耳を疑いましたね。そうしている間に近くのビルから火が出ている映像が飛び込んできて、
電車は止まって、あのエリアから脱出するには車か歩くしかない。
でも、それもできるかどうかわからない、という陸の孤島になってましたね。
たまたま仲良しのお友達が車で来ていて「メグ、一緒に帰るよっ!」て言って
車に乗せて連れて帰ってくれたんです。私はその時「もう、どうしよう、どうやって帰ろう」
と途方に暮れてたので、なんとも頼もしいカッコイイ友人で。本当に、彼女に感謝ですね。
ビックサイトを一緒に車で出たのはいいんですが、高速道路も閉鎖してるし
一般道で何とか有明エリアを脱出して、国道に入ったんですが、国道も国道に繋がる
脇道も大渋滞で全然車が進まないし信号も消えているし、
歩道は歩いて帰る人で溢れているし、コンビニに行ってももう何もないという状況でした。
まだ3月で寒かったのでひとまずガソリンだけは早めに入れようということで補充して、
その日飲みかけだったお茶だけを大事に持っていましたね。水分補給も少しだけ。
携帯電話もつながらないし、心配してるだろうから両親に連絡したいけどバッテリーも
どんどんなくなるしという状況で、有明を出て12時間後位の午前5時位だったかな、
やっとファミレスに入ったんですね。でももう食材も残ってないから、今ある食材で
メニューを賄ってくれて、なんとか朝7時くらいに横浜駅に着きました。
通常有明から横浜駅は高速道路で1時間はかからない距離なんですね。その時に思ったのは、
飲み物と充電は本当に重要と思いました。その数年後、鹿児島に住んでいる時に
熊本地震を経験しました。ちょうど東京での仕事が終わって鹿児島空港から
バスに乗っていた時、バスの乗客ほぼ全員4・50人の緊急地震アラートのブザーが
大音量で一斉に鳴って、ものすごいけたたましい音でドキッとしました。
その数日後、鹿児島の近所のスーパーに物資が届かなくて、スーパーに全然物がなくて、
高速道路が閉鎖されて、新幹線も動いてないので交通手段が遮断されているんですね。
だからなのか物が鹿児島まで届かなかったんです。実際に地震被害が大きかった熊本だけ
ではなく、その周辺も物流も影響を受けるんだなぁと思いました。
もちろん被災地支援が最優先ですよね。
こういう経験があって、私が日頃実践していることは、必ず枕元にペットボトルの水と
懐中電灯、ライトを置く。懐中電灯はもはや枕元が定位置になってますね。
それと携帯電話スマートフォンも必ず充電しながら寝る。これたまに忘れちゃうんですよね。
朝起きて「あ~あ」ってなってる時がありますけど、ダメなパターンですね。
そしてモバイルバッテリーやタブレットは家の中どこか一か所にまとめておいてます。
ソーラーバッテリーも窓際においていますね。それと、水のペットボトルは数本、
常にあります。携帯用の小さなカセットコンロもありますね。
台風や大雪は予測できるので、台風が来る前にいつもより少し多目に食料や日用品を
買っておくとか、数日家から出なくても生活できるように準備しますね。
関東大震災が起きた9月1日が防災の日で防災訓練をしたり、防災週間になるので、
足りないものがないかそこで確認しますね。スーパーマーケットにも非常食とか
防災グッズがたくさん並ぶので気づかされますね。
ちなみに非常食は以前と比べると種類も豊富で、美味しくなっているので、
私は海外旅行に持って行くこともあります。それと去年、大雨の影響で新幹線が止まって
しばらく新幹線から降りられないということがあったんです。
たまたま駅のホームに停車してそのまま動かないということがありました。その時もすぐ、
駅のホームに降りてお水を買いました。無事買えたから良かったんですけどね。
結局2時間動かなかったので、それからというもの新幹線や飛行機に乗る時は飲み物を
持参するようにしています。いつでもどこでも買えるものなんですけどね。
そうじゃないときもあるので。安心のためにそうしています。
私の日頃の対策、思いつくところはこんな感じなんですが、
考えてみればもうすでにやっていることも多いですよね。寝る前にスマートフォンの充電は
当然しているという方も多くいらっしゃると思います。
身近なところから準備をしておくことが大切なのかもしれませんね。
先日も、広島・愛媛で地震があったんですね。でも私最初全然気がつかなくて、
「あれ?なんか揺れてる?あ、カーテン揺れてるなぁ、あれ?地震?
あっあっ地震だ!地震だ!」ってなって、ひとまず近くの窓を開けて、あ、これ防災訓練で
習うんですよ、学生の時に。避難経路の確保ですね。地震の揺れで窓のフレームがゆがむと
窓が開かなくなるからということみたいなんですけどね。
それと、ガスの火がついてないか確認してしばらく揺れの様子をみていました。
今日は私の災害対策についてお話ししました。参考になったかなぁ、どうですかね?
大丈夫でしたか?少しでもお役に立ててたら嬉しいです。日本に旅行されてホテルに泊まる時に
参考になるかなぁ。ご質問をいただきありがとうございました。
ぜひこのようにですね、日本語に関することだけではなく日本の生活や旅行に関すること
などもぜひ気軽にご質問いただけたら嬉しいです。TranscriptはWebsiteに載っていますので
ご確認ください。今日も最後まで聞いてくれてありがとうございました。めぐみでした。
卒業式graduation ceremony (部署・勤務地)異動Department/work location transfer 引っ越しmoving
花粉症Hay Fever くしゃみsneeze 将来future 地震earthquake 台風typhoon 自然災害Natural disasters
日本海側Sea of Japan side 太平洋側Pacific Ocean side 真逆the exact opposite
地震の揺れを感じるFeel the tremors of an earthquake 緊急地震速報Emergency Earthquake Early Warning
携帯電話mobile phone 発生場所place of occurrence
震度seismic intensity ※Japanese seismic intensity scale 予測prediction 表示display 祖父母grand parents
関東大震災Great Kanto Earthquake 経験experience 足元foothold 出口exit 避難経路Evacuation route
停電power outage 逃げるescape 懐中電灯flashlight 東日本大震災Great East Japan Earthquake
ピンとこないI don’t get it. 耳を疑うto not believe one’s ears. 脱出escape,break out
陸の孤島Isolated islands on land 途方に暮れるto be at a loss, 高速道路highway 閉鎖closed
一般道general road 国道national road 脇道side road 大渋滞heavy traffic 水分補給hydration
賄うprovide 通常normally 交通手段transpotation 遮断shut out, block 物流logistics
被災地支援Disaster Relief 最優先higest priority 枕元at the bedside, at the pillow side
定位置in place, home position 窓際window side 食料food 日用品Daily necessities
防災の日Disaster Prevention Day 防災訓練Disaster Prevention Training 非常食emergency food 停車stop
持参bring 確保secure 参考reference
English translation is an example, so please look at it for reference.
★Thank you for listening. To request an episode theme, please click on the “Contact Me.” mail form. いつも聞いてくださりありがとうございます。 エピソードテーマのリクエストはコンタクトフォームへお寄せくださいね。
コメント